
それまで元気に生活を送っていた人が、突然亡くなってしまう……このような「突然死」にはさまざまな原因がありますが、遺伝性不整脈もその一つ。いったいどのような病気なのでしょうか。
遺伝性不整脈とは、心臓の血管や心筋に異常はみられないものの、突然、心室細動や心室頻拍といった危険な不整脈が起こる病気です。重症な場合は、突然死してしまう場合もあります。
遺伝性という名の通り、心臓の興奮をつくり出すイオンチャンネル蛋白の遺伝子異常が原因です。遺伝性不整脈の代表的な疾患として、ブルガタ症候群、先天性QT延長症候群、カテコラミン誘発多形性心室頻拍などがあります。
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