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バーチャルリアリティーで高所恐怖症は克服可能か

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 山の頂上まで登ったり、高層ビルの最上階まで上がったりすることに恐怖心を抱く高所恐怖症の人には、バーチャルリアリティーを用いた精神療法が有効かもしれない。

 高所が苦手な成人を対象としたランダム化比較試験(RCT)の結果、頭部装着型ディスプレーとハンドコントローラーを使ったバーチャルリアリティーでの精神療法によって、高所に対する恐怖心が軽減されることが分かった。詳細は「The Lancet Psychiatry」7月11日オンライン版に発表された。

 この試験は、英オックスフォード大学臨床心理学教授のDaniel Freeman氏が主導したもの。ラジオの宣伝で高所に対して恐怖心を抱いている18歳以上の男女を募集し、高所に対する恐怖心の程度を評価する質問票(Heights Interpretation Questionnaire;HIQ)のスコアが29点を上回っていた100人を対象にRCTを実施した。

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