
双極性障害から学んだこと-與那覇潤さんインタビュー(3)
「気分が高揚する躁(そう)状態」と、「気分が落ち込むうつ状態」を繰り返すとされる「双極性障害」を発症した歴史学者の與那覇潤さん(38)。さまざまな症状の人たちと闘病生活を共にして、「能力」に対する自己過信に気づいたとふり返ります。一度は挫折を感じた研究者が病気をきっかけに何を発見したのか、交流のある筆者によるインタビュー最終回です。【ライター・本多カツヒロ】
--退院後2年近く、リワークデイケアに通われました。そこはどんな場所で、何をして過ごしたのですか?
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