実践!感染症講義 -命を救う5分の知識-

日本で性感染症増加が予想される理由

谷口恭・太融寺町谷口医院院長
  • 文字
  • 印刷

梅毒の誤解を解く【6】

 私は基本的にSNSで何かを発信することはありませんが、Facebookは知人が何をしているのかを確認するために月に1度程度チェックしています。ちなみに私は通知が届くのが嫌なのでスマホにはアプリをインストールせず、パソコンで利用しています。Facebookで私が最も驚かされるのは「友達リクエスト」が世界中から届くことです。「友達」にしている外国人の「友達」のみならず、日本人の「友達」とつながっている「友達」が世界中にいるためにこのようなことが起こるのでしょう。もちろん海外から友達リクエストを送ってくる知らない外国人と「友達」になることはありませんが、もしも私に「若さ」と「時間」があればFacebookを使って世界中に友達、そして“パートナー”を見つけようとしたかもしれません。

 国際結婚はもはや当たり前、結婚までいかなくてもパートナー、パートナーと呼べなくても友達以上の関係と…

この記事は有料記事です。

残り2270文字(全文2673文字)

   

ご登録日から1カ月間は100円

いますぐ登録して続きを読む

または

登録済みの方はこちら

谷口恭

太融寺町谷口医院院長

たにぐち・やすし 1968年三重県上野市(現・伊賀市)生まれ。91年関西学院大学社会学部卒業。4年間の商社勤務を経た後、大阪市立大学医学部入学。研修医を終了後、タイ国のエイズホスピスで医療ボランティアに従事。同ホスピスでボランティア医師として活躍していた欧米の総合診療医(プライマリ・ケア医)に影響を受け、帰国後大阪市立大学医学部総合診療センターに所属。その後現職。大阪市立大学医学部附属病院総合診療センター非常勤講師、主にタイ国のエイズ孤児やエイズ患者を支援するNPO法人GINA(ジーナ)代表も務める。日本プライマリ・ケア連合学会指導医。日本医師会認定産業医。労働衛生コンサルタント。主な書籍に、「今そこにあるタイのエイズ日本のエイズ」(文芸社)、「偏差値40からの医学部再受験」(エール出版社)、「医学部六年間の真実」(エール出版社)など。太融寺町谷口医院ウェブサイト