
2018年4月、手術支援ロボット「ダヴィンチ」を用いた内視鏡手術の保険適用が、12種類の手術に拡大されることになりました。ロボット手術が進められる理由は、どのような点にあるのでしょうか。
ロボット手術は、2014年に前立腺がん、2016年に腎がん部分切除で保険適用となりました。とくに前立腺がんの手術は、多くの病院で取り入れられ、広く知られるようになっています。今回、新たに適用対象となった疾患は、左右の肺の間にある縦隔の腫瘍、肺がん、食道がん、胃がん、膀胱がん、子宮体がんなどです。
ロボット手術とは、医師が遠隔操作台に座り、3D画像でモニターに映し出される術野(手術を行う患部)を見ながら、手元のアームを操作するものです。手術台に設置されたロボットアームは、医師の動きと正確に連動して、内視鏡手術を行います。
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