健康をつくる栄養学のキホン

夏バテ解消に「スタミナのつく食べ物」は効果がある?

成田崇信・管理栄養士
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 残暑厳しいこの時期、体の疲れもピークに達し、夏バテになる人も多いのではないでしょうか。今夏は記録的な暑さで、熱中症対策が課題になりました。しかし、予防のための水分補給も、方法を間違えてしまうと胃腸に余計な負担をかけてしまい、それが夏バテを悪化させる原因になることもあります。

 この「夏バテ」、実は医学用語ではありません。一般に、高温多湿の環境で体温を一定に保つために、体が無理し続けたことで表れる症状を指すことが多いようです。夏バテの症状は、全身のだるさなどさまざまです。中でも食欲不振や消化管の症状は、栄養確保が十分にできなくなる恐れがあるため、体力のない子どもや高齢者にとっては深刻な問題です。

 今回は、脱水を予防し、夏バテを悪化させない水分補給と食事のとり方の工夫を伝えます。

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成田崇信

管理栄養士

なりた・たかのぶ 1975年東京生まれ。社会福祉法人で管理栄養士の仕事をするかたわら、主にブログ「とらねこ日誌」やSNSなどインターネット上で食と健康関連の情報を発信している。栄養学の妥当な知識に基づく食育書「新装版管理栄養士パパの親子の食育BOOK」(内外出版社)を執筆。共著に「各分野の専門家が伝える子どもを守るために知っておきたいこと」(メタモル出版)、監修として「子どもと野菜をなかよしにする図鑑 すごいぞ! やさいーズ」(オレンジページ)などに携わっている。