
お薬代の基本と薬剤師の仕事(前編)
「お会計間違ってない? いつも薬をもらう薬局より高いんだけど」。薬局で働いていると時々患者さんから聞かれます。逆に「あら、今日はお薬代安いのね」と言われることも。なぜ同じ薬なのに薬局によって会計が違うのでしょうか。その理由は「薬そのものの価格」と、「薬局に処方箋を持ち込むたびにかかる料金」にありました。現役薬剤師として患者と対話しながら、フリーライターとしても活動するパラレルキャリアの高垣育さんが、私たちに身近なお薬の話題をつづる新連載「あなたのおくすり手帳」の始まりです。第1回は「薬の値段と薬剤師のおしごと」について。前後編に分けてお届けします。
「薬そのものの価格」によって薬局での支払額が変わるケースは以下の二つが考えられます。
この記事は有料記事です。
残り2606文字(全文2944文字)
投稿にはログインが必要です。
注目コンテンツ