無難に生きる方法論

コーヒーが作る「健康と友人と豊かな人生」

石蔵文信・大阪大学招へい教授
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2歳児を発見した時の様子を語る尾畠春夫さん=山口県周防大島町で2018年8月15日、古賀亮至撮影
2歳児を発見した時の様子を語る尾畠春夫さん=山口県周防大島町で2018年8月15日、古賀亮至撮影

 最近、コーヒーと健康の関連を示す研究をよく目にする。1日にコーヒーを〇杯飲むのが健康的だ、という話題も多い。コーヒー業界にとってはありがたい話だろう。

 英国の住民を対象に、コーヒー摂取量と死亡率との関連を調べた研究がさきごろ公表された。

コーヒー1日8杯で死亡が減った

 米国立がん研究所の研究者が、英国の地域住民約50万人を対象にコーヒーの摂取量と死亡率との関連を調べた研究だ。対象住民の78%はコーヒーを飲む習慣があった。結果は、コーヒーを1日に8杯以上飲む人は飲まない人に比べて10年あまりの追跡期間中に死亡するリスクが14%低く、1日6~7杯飲む人はリスクが16%低いというものだった。また、こうした延命効果はカフェインの有無と関係なく認められたという。

医療プレミア「コーヒーによる寿命の延長効果は1日何杯まで?」

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石蔵文信

大阪大学招へい教授

いしくら・ふみのぶ 1955年京都生まれ。三重大学医学部卒業後、国立循環器病センター医師、大阪厚生年金病院内科医長、大阪警察病院循環器科医長、米国メイヨー・クリニック・リサーチフェロー、大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻准教授などを経て、2013年4月から17年3月まで大阪樟蔭女子大学教授、17年4月から大阪大学人間科学研究科未来共創センター招へい教授。循環器内科が専門だが、早くから心療内科の領域も手がけ、特に中高年のメンタルケア、うつ病治療に積極的に取り組む。01年には全国でも先駆けとなる「男性更年期外来」を大阪市内で開設、性機能障害の治療も専門的に行う(眼科イシクラクリニック)。夫の言動への不平や不満がストレスとなって妻の体に不調が生じる状態を「夫源病」と命名し、話題を呼ぶ。また60歳を過ぎて初めて包丁を持つ男性のための「男のええ加減料理」の提唱、自転車をこいで発電しエネルギー源とする可能性を探る「日本原始力発電所協会」の設立など、ジャンルを超えたユニークな活動で知られる。「妻の病気の9割は夫がつくる」「なぜ妻は、夫のやることなすこと気に食わないのか エイリアン妻と共生するための15の戦略」など著書多数。