青魚に多く含まれるEPA(エイコサペンタエン酸)は脂肪酸のひとつ。近年、動脈硬化予防の作用が期待できる成分として注目されています。サプリメントなどで積極的に摂取している人もいますが、服用の際は注意が必要です。
脂質は私たちの体にとって必要不可欠。大切なエネルギー源であるとともに、細胞膜の成分となったり、ホルモンや胆汁酸の原料になったりします。脂質はおもに脂肪酸と呼ばれる成分で構成されています。
脂肪酸は、大きく2つに分類されます。1つは肉やバターなど動物性の脂に多く含まれる飽和脂肪酸。もう1つは、植物や魚の脂に多く含まれる不飽和脂肪酸です。不飽和脂肪酸は、さらにn-9系(オリーブ油、菜種油等)、n-6系(コーン油、ゴマ油等)n-3系(エゴマ油、青魚等)に分けられます。
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