ボストン発 ウェルエイジング実践術

長生きしたければ こまめに席を立ちなさい

大西睦子・内科医
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ランウエーを歩くモデルたち=神戸市中央区で2018年3月3日午後3時38分、目野創撮影
ランウエーを歩くモデルたち=神戸市中央区で2018年3月3日午後3時38分、目野創撮影

 座りっぱなしのライフスタイルが世界中に蔓延(まんえん)し、健康への悪影響が懸念されています。「Sitting is the new smoking(座っていることは新しい喫煙)」とも言われるほどです。これまでの研究で、座りっぱなしが肥満、認知症、2型糖尿病、ある種のがん、心血管疾患、メンタルヘルス、深部静脈血栓症などの病気の原因となること、寿命を縮めることがわかってきました。そうはいっても、何を隠そう、私自身こうして原稿を書いている時も、しっかりと椅子に座っています。読者の皆さんも、仕事や勉強、テレビの視聴、インターネット使用、ドライブなど、長時間座ってばかりいませんでしょうか? 今回は、最近の研究報告を参考に、座りっぱなし問題の解決法を考えましょう。

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大西睦子

内科医

おおにし・むつこ 内科医師、米国ボストン在住、医学博士。東京女子医科大学卒業後、同血液内科入局。国立がんセンター、東京大学医学部付属病院血液・腫瘍内科にて造血幹細胞移植の臨床研究に従事。2007年4月より、ボストンのダナ・ファーバー癌研究所に留学し、ライフスタイルや食生活と病気の発生を疫学的に研究。08年4月から13年12月末まで、ハーバード大学で、肥満や老化などに関する研究に従事。ハーバード大学学部長賞を2度授与。現在、星槎グループ医療・教育未来創生研究所ボストン支部の研究員として、日米共同研究を進めている。著書に、「カロリーゼロにだまされるな――本当は怖い人工甘味料の裏側」(ダイヤモンド社)、「『カロリーゼロ』はかえって太る!」(講談社+α新書)、「健康でいたければ『それ』は食べるな」(朝日新聞出版)。