現代フランス健康事情

有機食品「ビオ」がフランスで人気上昇中

竹内真里・パリ在住ライター
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通行人にビオ食品の試食を勧める農家の男性。パリ近郊から出張販売に来ていた=パリ市内で筆者撮影
通行人にビオ食品の試食を勧める農家の男性。パリ近郊から出張販売に来ていた=パリ市内で筆者撮影

 真夏日のような一日があったかと思えば、雪が降った地域もあった10月。ワインの産地ではブドウの収穫祭があり、市場の店先にはカボチャやキノコ類が並び、秋の味覚をぞんぶんに楽しもうとする食いしん坊のフランス人でにぎわった。

市場に定着した有機食品

 そんな買い物先で、必ずと言っていいほど目にする緑色のロゴがある。「Agriculture Biologique」(ABラベル)--有機農産物、オーガニック製品のフランス農業・食料省認証ラベルだ。有機農産物を「Bio(ビオ)」と呼ぶが、12の星が葉っぱの形をなしている方は、欧州連合(EU)認定のビオラベル「Eurofeuille」である。

 このロゴがつく商品は、肥沃(ひよく)な土壌で、化学肥料や殺虫剤を使わず、定められた厳しい規定を守り…

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竹内真里

パリ在住ライター

1978年千葉県生まれ。2000年から2002年までフランス南部マルセイユに滞在。その後、東京や香港でライターとして取材・執筆に従事。2015年に再びフランスへ。現在はパリ市内でフランス人の夫、娘と暮らしながら現地情報を発信している。