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便秘と下痢を繰り返す過敏性症候群に「桂枝加芍薬湯」

加藤士郎・野木病院副院長/筑波大学付属病院臨床教授
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繰り返す便秘と下痢に苦しんでいた50代女性が、再び快適な生活を送れるようになったきっかけは……
繰り返す便秘と下痢に苦しんでいた50代女性が、再び快適な生活を送れるようになったきっかけは……

 検査をしても異常がないのに、腹痛や下痢・便秘といった便通異常が慢性的に起こる過敏性腸症候群。急な下痢などで患者が抱える心身の負担は大きく、日常生活に支障をきたすことも少なくありません。今回は、繰り返す便秘と下痢に苦しんできた女性(56)が、漢方薬「桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)」と生活習慣の改善で病気を克服したケースを紹介します。

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加藤士郎

野木病院副院長/筑波大学付属病院臨床教授

かとう・しろう 1982年獨協医科大学卒後、同大第1内科(現心臓・血管内科)入局。88年、同大第1内科大学院卒。第1内科講師、宇都宮東病院副院長などを経て、09年野木病院副院長、筑波大学非常勤講師。同年、筑波大学付属病院総合診療科に漢方外来開設。10年筑波大学付属病院臨床教授。筑波大学付属病院で漢方外来に従事するととともに、主に学生、研修医を対象に漢方の教育活動を行っている。編著に「臨床力をアップする漢方ー西洋医学と東洋医学のW専門医が指南!」(中山書店)。医学博士、日本内科学会認定医、日本呼吸器学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本老年医学会専門医・指導医など。