百寿者に学ぶ バランス健康術!

「朝から牛丼」は昼の血糖値急上昇を防ぐ?

米井嘉一・同志社大学教授
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 健康な体を作るためには朝ご飯をきちんと食べることが大切です。しかし最近、朝食を取らない子供や大人が増えています。朝食を欠食すると子供が肥満になりやすいことが知られています。大人では脳卒中の頻度が増えます。朝食を取らないことでどのような悪い作用があるのか。これが今回のテーマです。

 過去と比べて日本人の食事パターンは大きく変化しています。子供も大人も夜型の生活パターンが増え、夜食や間食は増えていますが、朝食を抜くケースも増える傾向にあります。

 その原因を突き詰めると睡眠との関連が大きいことがわかります。夜更かしをすれば当然、睡眠不足になります。それは朝食の欠食に直結します。朝起きても、寝ぼけ状態が強ければ朝食を食べる気にはなれません。胃腸のぜん動運動が落ち込んでしまっているからです。

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米井嘉一

同志社大学教授

よねい・よしかず 1958年東京生まれ。慶応義塾大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科内科学専攻博士課程修了後、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校留学。89年に帰国し、日本鋼管病院(川崎市)内科、人間ドック脳ドック室部長などを歴任。2005年、日本初の抗加齢医学の研究講座、同志社大学アンチエイジングリサーチセンター教授に就任。08年から同大学大学院生命医科学研究科教授を兼任。日本抗加齢医学会理事、日本人間ドック学会評議員。医師として患者さんに「歳ですから仕方がないですね」という言葉を口にしたくない、という思いから、老化のメカニズムとその診断・治療法の研究を始める。現在は抗加齢医学研究の第一人者として、研究活動に従事しながら、研究成果を世界に発信している。最近の研究テーマは老化の危険因子と糖化ストレス。