現代フランス健康事情

パリでは「自分でインフルワクチンを買って」打つ

竹内真里・フランス在住ライター
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寒さのなか、シャンゼリゼ大通りに集まったデモ隊=パリで2018年11月24日、幾島健太郎撮影
寒さのなか、シャンゼリゼ大通りに集まったデモ隊=パリで2018年11月24日、幾島健太郎撮影

パリ・インフルエンザ事情(前編)

 12月に入り、灰色の空模様が増えてきた。11月半ば以降の土曜日は、燃料税増税への反発から週末デモが繰り返され、車両炎上で黒煙も空を覆っていたが、同時にクリスマスデコレーションもキラキラと街を彩り始めている。パリの冬はせわしない。そして多くの国と同じく、この街にもインフルエンザ流行期が到来した。政府は10月初旬以降、インフルエンザワクチン接種キャンペーンを始めている。国内では毎年約200万~400万人がインフルエンザに罹患(りかん)している。2017~18年の流行を数字で見ると……。

・17年12月4日の週から18年3月19日の週まで、主要都市を中心に大流行

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竹内真里

フランス在住ライター

1978年千葉県生まれ。2000年から2002年までフランス南部マルセイユに滞在。その後、東京や香港でライターとして取材・執筆に従事。2015年に再びフランスへ。現在はリヨン市内でフランス人の夫、娘と暮らしながら現地情報を発信している。