
パリ・インフルエンザ事情(後編)
フランス人との会食の席で、40~50代の参加者8人に「インフルエンザのワクチンを打った?」と尋ねたところ、病院勤務の女性1人以外はまったく打っていなかったことを前回紹介した。その理由はなかなかの強気――。なぜ打つ必要があるの?/体の弱い人が対象でしょ/今まで予防接種なんてしたことがないし/一度もインフルにかかったことないから/私は高齢者じゃない/注射が苦手なんで義務でなければ打ちたくない/インフルになっても安静にしていれば数日後に治るでしょ――。
接種するかどうか迷っている人はいなかった。なぜこんなに強気なのか。7人は一度も予防接種をしたことがなく、インフルにかかったこともないという。免疫力が高いのかな?
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