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「仕事と介護」で心身疲労50代女性を漢方薬が救う

加藤士郎・野木病院副院長/筑波大学付属病院臨床教授
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更年期世代は仕事も家庭も忙しい
更年期世代は仕事も家庭も忙しい

 女性ホルモンの一つ、エストロゲンの分泌量の減少により、閉経前後の多くの女性が悩まされる更年期症候群。女性にとって更年期は、体調変化だけでなく、職場で責任ある立場に就いていたり、家庭で親の介護に直面したりと、心身ともに負担が大きい時期とも重なります。そんな更年期女性の強い味方が漢方薬です。今回はストレスが多く、のぼせや冷えなどの更年期症状に悩む女性が、漢方薬服用で改善したケースを紹介します。

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加藤士郎

野木病院副院長/筑波大学付属病院臨床教授

かとう・しろう 1982年獨協医科大学卒後、同大第1内科(現心臓・血管内科)入局。88年、同大第1内科大学院卒。第1内科講師、宇都宮東病院副院長などを経て、09年野木病院副院長、筑波大学非常勤講師。同年、筑波大学付属病院総合診療科に漢方外来開設。10年筑波大学付属病院臨床教授。筑波大学付属病院で漢方外来に従事するととともに、主に学生、研修医を対象に漢方の教育活動を行っている。編著に「臨床力をアップする漢方ー西洋医学と東洋医学のW専門医が指南!」(中山書店)。医学博士、日本内科学会認定医、日本呼吸器学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本老年医学会専門医・指導医など。