医療プレミア特集

今季のインフル患者数が「大幅減」しそうな理由

高木昭午・毎日新聞医療プレミア編集部
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 インフルエンザ流行期に入りました。国立感染症研究所の推計では、今月3~9日だけで約6万3000人の患者が出たそうです。ただ、今年末から来春にかけての患者は、数字の上では昨シーズンより大幅に減る見通しです。というのも、厚生労働省と感染研が患者数の推計方法を変えたからです。昨シーズン(昨年9月~今年4月)の患者数は4月時点で「推計約2200万人」でしたが、厚労省は今年9月、「約1458万人」に下方修正しました。5割も過大な推計が、昨シーズンだけでなく過去ずっと続いてきたのです。いったいなぜでしょうか。

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高木昭午

毎日新聞医療プレミア編集部

たかぎ・しょうご 1966年生まれ。88年毎日新聞社入社。94年から東京、大阪両本社科学環境部、東京本社社会部などで医療や原発などを取材。つくば支局長、柏崎通信部などを経て、17年に東京本社特別報道グループ、18年4月から医療プレミア編集部記者。