ER Dr.の救急よもやま話

自然に治る失神と命に関わる「恐い失神」

志賀隆・国際医療福祉大准教授/同大三田病院救急部長
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 年も押し詰まってきました。忙しい一方で、忘年会にクリスマスパーティーにと、食事やお酒を楽しまれたかたも多いでしょう。そうしたお食事の後や、忙しい通勤のさなかに、ふと意識を失って倒れてしまう方がいらっしゃいます。私たち救急医のもとには、そうして倒れた方が、よく運ばれてきます。そこで今回は「失神」についてお話ししたいと思います。目の前で人が倒れたら、どう対応したらよいのでしょう。そして「失神」は恐ろしい病気なのでしょうか。

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志賀隆

国際医療福祉大准教授/同大三田病院救急部長

しが・たかし 1975年、埼玉県生まれ。2001年、千葉大学医学部卒業。学生時代より総合診療・救急を志し、米国メイヨー・クリニックでの救急研修を経てハーバード大学マサチューセッツ総合病院で指導医を務めた救急医療のスペシャリスト。東京ベイ・浦安市川医療センター救急科部長などを経て17年7月から国際医療福祉大学医学部救急医学講座准教授/同大学三田病院救急部長。安全な救急医療体制の構築、国際競争力を産み出す人材育成、ヘルスリテラシーの向上を重視し、日々活動している。「考えるER」(シービーアール、共著)、「実践 シミュレーション教育」(メディカルサイエンスインターナショナル、監修・共著)、「医師人生は初期研修で決まる!って知ってた?」(メディカルサイエンス)など、救急や医学教育関連の著書・論文多数。