今日のセカンドオピニオン

中高年を悩ませる「腰部脊柱管狭窄症」手術は必要か

  • 文字
  • 印刷

 読者の多くが悩む、脚のしびれや火照りを中心とした腰部脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)症。薬や手術による治療がありますが、読者からは「手術後も痛みやしびれが続いている」という相談が寄せられています。2016年には手術ミスで患者が死亡する事故も起きました。今回は手術や手術後の症状を中心に、この病気について整形外科医が回答します。

 背骨(脊椎(せきつい))は体重を支える椎骨がいくつも連なっています。椎骨の中心は、脊髄や細い血管が通る管(脊柱管)になっています。加齢によって、椎骨や椎骨同士の間にある椎間板や靱帯(じんたい)が変形して狭くなり、腰の神経や血管が圧迫されて起こるのが腰部脊柱管狭窄症です。中高年の女性に多い「腰椎変性すべり症」は椎骨が前後にずれて起こる脊柱管狭窄症の一種です。

 歩くと腰から足に痛みやしびれが起き、長い距離が歩けないのは、「間欠跛行(はこう)」と呼ばれる症状です。

この記事は有料記事です。

残り2270文字(全文2670文字)