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命にかかわる危険も!気をつけたいお風呂の事故

 寒い日には、お風呂にゆっくりつかりたいという人も多いでしょう。しかし、お風呂は事故の起きやすい場所でもあり、時には命にかかわることも。シャワーのみで済ませることの多い外国に比べ、浴槽で全身浴をする習慣がある日本では、不慮の溺死・溺水による死亡事故が多く発生しています。家庭の浴室での溺死者数は、平成29年には5,536人に上り、この13年間で約1.9倍に増加しています。そのうちの約9割が65歳以上で、高齢者は特にお風呂での事故に気をつける必要があります。

 また、東京都23区における入浴中の事故死についての調査では、12月から2月にかけての冬季に事故が多く発生している傾向が見られます。

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