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難聴を放置すると高齢者の健康リスクが高まる

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 高齢者の難聴を未治療のまま放置すると認知症やうつ病、転倒のリスクが高まり、結果的に医療費の増大につながる可能性があることが、「JAMA Otolaryngology-Head and Neck Surgery」11月8日オンライン版に掲載された2件の論文で報告された。

 一つ目の研究は、米ジョンズ・ホプキンス大学のNicholas Reed氏らが実施したもの。大規模な健康保険データベースから1999~2016年の医療費請求に基づき、未治療の難聴がある高齢者7万7,000人以上と健聴の高齢者を特定し、10年間追跡して未治療の難聴が医療費の増大や医療サービスの利用頻度に及ぼす影響について調べた。

 その結果、未治療の難聴がある高齢者は、健聴の高齢者に比べて10年間の医療費総額の平均が46%高かっ…

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