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介護離職を防ぐために第三者にも相談を

 身近な人に介護や看護が必要になったとき、あなたならどうしますか? 自分の仕事との両立ができなくなり、仕事を辞めるという選択をせざるを得なかった人が年間10万人近くに上ります。介護離職を防ぐためにも、利用できる社会的なサポートや会社などの制度を確認しましょう。

 総務省の2017年の就業構造基本調査によると、家族の介護や看護のために仕事を辞める介護離職が、1年間で9万9100人に上ります。男女別では女性が7万5100人で8割近くを占め、男性は2万4000人です。

 同調査の結果では、現在介護をしながら働く人も346万人に及び、5年前から55万人が増加。高齢者人口が増え続けるなか、両立を余儀なくされる人は今後も増える可能性が高いといえそうです。

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