医療プレミア特集

「市販薬依存」が引き起こす肝障害やぼけ症状

高木昭午・毎日新聞医療プレミア編集部
  • 文字
  • 印刷
市販風邪薬に含まれる「ジヒドロコデインリン酸塩」は、いわゆるコデインのこと
市販風邪薬に含まれる「ジヒドロコデインリン酸塩」は、いわゆるコデインのこと

市販薬の依存症とは(後編)

 市販薬の依存症が深刻な問題になっています。薬物依存に詳しい、国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦・薬物依存症センター長に現状を聞く2回目は、知らぬ間に「体が市販薬を求めるようになってしまった」人たちの話です。

 ――「知らないうちに市販薬をやめられなくなる」のはなぜですか?

 松本俊彦さん 市販の総合感冒薬や頭痛薬を、毎日何包も飲む人がいます。本人に乱用している感覚はありま…

この記事は有料記事です。

残り1858文字(全文2060文字)

高木昭午

毎日新聞医療プレミア編集部

たかぎ・しょうご 1966年生まれ。88年毎日新聞社入社。94年から東京、大阪両本社科学環境部、東京本社社会部などで医療や原発などを取材。つくば支局長、柏崎通信部などを経て、17年に東京本社特別報道グループ、18年4月から医療プレミア編集部記者。