現代フランス健康事情

「インフルで就業停止」は医師が判断、傷病手当も

竹内真里・パリ在住ライター
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屋外のアイススケートリンク。子どもも大人も楽しそうに滑っていた=筆者撮影
屋外のアイススケートリンク。子どもも大人も楽しそうに滑っていた=筆者撮影

 年末年始、日本に里帰りしていた。生まれ育った千葉県で暖かいお日さまにあたり、滞在中ずっと青空の下にいた。フランスに戻る日、空港に向かう車窓からほんの少し雨を見ただけだった。そして、パリの空港に着陸し、帰宅したとたん、夫が発熱した。やばいぞ。

 確かに、機内で体のだるさと頭痛をずっと訴えていた。疲れと長時間フライトのせいかと思っていたが、急速に症状が悪化した。頭痛、悪寒、筋肉痛に目の充血、顔全体が赤く、体温は39.2度まで上昇。これ、インフルエンザの典型症状じゃない?

 この時点で土曜日の夕方。医師検索サイトで自宅から一番近いゼネラリスト(一般医)を見つけた。ネット上のクチコミがよくないせいだろうか、週明け月曜日の午前11時15分に予約が取れた。この間、日本から持ってきた漢方薬の麻黄湯を飲ませ、水とスポーツドリンクで水分を補給した。

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竹内真里

パリ在住ライター

1978年千葉県生まれ。2000年から2002年までフランス南部マルセイユに滞在。その後、東京や香港でライターとして取材・執筆に従事。2015年に再びフランスへ。現在はパリ市内でフランス人の夫、娘と暮らしながら現地情報を発信している。