医療・健康Tips

「なぜ眠くなるか」解明の糸口を発見

  • 文字
  • 印刷

 睡眠はまだ多くの謎に包まれています。そもそも、眠らないでいると、なぜ眠気がくるのでしょうか。脳の中ではどんな変化が起きているのでしょうか。その解明の糸口となる発見が、筑波大学の研究チームによって発表されました。

 眠気はどこからくるのでしょうか。その解明の糸口となる発見が、筑波大学の研究チームにより発表されました。それは「脳内の80種類のたんぱく質がリン酸化すると眠気が起き、眠るとたんぱく質は元に戻る」というもので、同研究チームでは、これらのたんぱく質群が眠気の実体とみて、スニップス(SNIPPs〔Sleep-Need-Index-Phosphoproteins〕)と命名しました。

 実験では、不眠状態にしたために眠い野生マウスと、睡眠が足りていても眠い状態が続くように遺伝子操作をしたマウスが使われました。これまでも、不眠状態にしたマウスを使った研究は行われていましたが、脳内たんぱく質の変化が、不眠のストレスによるのか、眠気によるのか判別できなかったため、今回は遺伝子操作をしたマウスが使用されました。

この記事は有料記事です。

残り837文字(全文1293文字)