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見逃さないで 身近な人の「うつ」のサイン

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 ストレス社会の現代で、「うつ」は、いつ、誰がなってもおかしくない病気です。早期に受診して適切な治療を受けることが大切ですが、自分がうつであることに気づかないケースも少なくありません。ここでは、家族や職場の同僚など、周囲の人が気づきたい「うつ」のサインを紹介します。

◇自分では気づきにくい「うつ」

 うつの患者は年々増えており、「日本人の15人に1人が、一生に一度はかかる」といわれています。発症の要因は、環境によるもの(大切な人の死や離別、人間関係のトラブル、仕事や健康上の問題、結婚や妊娠といった生活上の変化など)や、性格によるもの(完璧主義、仕事熱心、几帳面など)などが複雑に関係。そのメカニズムはよくわかっていない部分が多いものの、「脳のエネルギーが枯渇し、脳がうまく働かなくなっている状態」と考えられています。

 うつは、一般に「心の病気」と思われがちですが、その症状は心と体の両方に現れます。

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