旅と病の歴史地図

「花粉症つらい」春休み海外旅行の対策は?

濱田篤郎・東京医科大学教授
  • 文字
  • 印刷
 
 

 花粉が飛ぶ季節になりました。日本では花粉症の患者さんが2000万人を超えています。このうちスギ花粉が原因の人が最も多くみられます。今月下旬には、福岡県などでスギ花粉が飛散のピークを迎えるとの情報も流れています。3月には春休みを利用して海外旅行に出かける人も多くなりますが、海外でも花粉症に悩まされるのでしょうか? 今回のコラムでは海外の花粉症事情について紹介します。

この記事は有料記事です。

残り2697文字(全文2881文字)

濱田篤郎

東京医科大学教授

はまだ・あつお 1981年、東京慈恵会医科大学卒業。84~86年に米国Case Western Reserve大学に留学し、熱帯感染症学と渡航医学を修得する。帰国後、東京慈恵会医科大学・熱帯医学教室講師を経て、2005年9月~10年3月は労働者健康福祉機構・海外勤務健康管理センター所長代理を務めた。10年7月から東京医科大学教授、東京医科大学病院渡航者医療センター部長に就任。海外勤務者や海外旅行者の診療にあたりながら、国や東京都などの感染症対策事業に携わる。11年8月~16年7月には日本渡航医学会理事長を務めた。著書に「旅と病の三千年史」(文春新書)、「世界一病気に狙われている日本人」(講談社+α新書)、「歴史を変えた旅と病」(講談社+α文庫)、「新疫病流行記」(バジリコ)、「海外健康生活Q&A」(経団連出版)など。19年3月まで「旅と病の歴史地図」を執筆した。