今日のセカンドオピニオン

「顔面のけいれんが止まらない」注意すべき病気とは

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【Q】1年前から右顔面がけいれんしています。一度注射してもらい、一時改善しましたが、目が開けられないほど「どくん、どくん」と動きます。(群馬県、女性、79歳)

【A】片側(へんそく)顔面けいれんと考えられます。この病気は、頭の奥の動脈が顔の動きをつかさどる顔面神経と接触し、異常な興奮状態を起こすことが原因です。動脈瘤(りゅう)や脳腫瘍などの病気との鑑別が必要です。ボトックス注射の治療を継続しましょう。

 「けいれんが顔の片側で、特にまぶた周辺で目立つ」「一過性ではない」などの特徴から、片側(へんそく)顔面けいれんと考えられます。この病気は、頭の奥の動脈が顔の動きをつかさどる顔面神経と接触し、異常な興奮状態を起こすことが原因です。動脈が顔面神経に接触してしまう理由はよく分かっていませんが、顔面神経の興奮は同じ側の顔の筋肉に伝わり、けいれんを生じます。私は10代から高齢者まで幅広い世代の患者を診ていますが、…

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