現代フランス健康事情

実質“移民解禁”日本でも必要な「医療通訳」

竹内真里・パリ在住ライター
  • 文字
  • 印刷
午前9時、クリニック前で開院を待つ人たち=筆者撮影
午前9時、クリニック前で開院を待つ人たち=筆者撮影

移民と病院(後編)

 フランスで多言語に対応するものといえば、マクドナルドの注文タッチパネル、地下鉄の自動券売機、電車内の「スリに気をつけましょう」の自動アナウンスぐらい。何をするにもフランス語が原則だ。医療現場はどうかというと、外国語対応の病院や医師は少ない。パリなどの大都市やその周辺なら、英語や日本語が通じる医師もいる。医師検索サイトで探せば、名前で外国出身の医師と分かる場合がある。ドイツ語、イタリア語、スペイン語、アラビア語、韓国語など対応可能な言語を表記しているので、自分の母国語が話せる医師を探せる。

この記事は有料記事です。

残り1767文字(全文2023文字)

竹内真里

パリ在住ライター

1978年千葉県生まれ。2000年から2002年までフランス南部マルセイユに滞在。その後、東京や香港でライターとして取材・執筆に従事。2015年に再びフランスへ。現在はパリ市内でフランス人の夫、娘と暮らしながら現地情報を発信している。