百年人生を生きる

「没イチ男女」再出発に必要な婚前契約と思いやり

星野哲・ライター/立教大学社会デザイン研究所研究員
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没イチメンズコレクション=東京都港区(筆者撮影)
没イチメンズコレクション=東京都港区(筆者撮影)

 軽快なディスコミュージックやJポップに合わせ、高級ファッションブランドのベルサーチなどで着飾った男性たちが赤じゅうたんの上をさっそうと歩く。東京都港区三田の寺で2018年12月9日、少し変わったファッションショーが開かれた。59歳から79歳までの6人のモデルは全員、妻に先立たれた男性だ。ショーの名前は「没イチメンズコレクション」。「没イチ」とは配偶者に先立たれた人のことをいう。

 「妻に先立たれると引きこもりがちになる男性が多い。でも、登場した男性はみんな妻の分まで人生を2人分…

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星野哲

ライター/立教大学社会デザイン研究所研究員

ほしの・さとし 1962年生まれ。元朝日新聞記者。30年ほど前、墓や葬儀の変化に関心を持って以降、終活関連全般、特にライフエンディングについて取材、研究を続けている。2016年に独立。立教大学大学院、東京墨田看護専門学校で教えるほか、各地で講演活動も続ける。著書に「遺贈寄付 最期のお金の活かし方」(2018年、幻冬舎)「『定年後』はお寺が居場所」(同、集英社新書)「終活難民-あなたは誰に送ってもらえますか」(2014年、平凡社新書)ほか。