今日のセカンドオピニオン

頻尿や残尿感…加齢で増える前立腺肥大症とは

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【Q】前立腺肥大で医師から手術を勧められました。ネットで調べると手術法が複数あり、どれがいいか迷います。手術すれば前立腺炎も改善するでしょうか。(福島市、男性、65歳)

【A】前立腺肥大症は、加齢によって尿道に近い内側に良性の腫瘍ができて、尿が出にくくなったり、頻尿や残尿感などの症状が出たりする病気です。投薬治療もありますが、症状が重い場合は手術になります。内視鏡手術で、体への負担は少ないとされています。

 前立腺は高齢になると尿道に近い内側に良性の腫瘍ができます。肥大すると尿が出にくくなったり、頻尿や残尿感などの症状が出たりします。これが前立腺肥大症です。投薬治療もありますが、症状が重い場合は手術になります。前立腺の外側にできる悪性腫瘍の前立腺がんと異なり、他の臓器に転移しません。

 前立腺肥大の手術は主に、50年以上にわたり世界標準の手術法とされる「経尿道的前立腺切除術(TUR―P)」と、約20年前に海外で開発された「経尿道的ホルミニウムレーザー前立腺核出術(HoLEP)」の2種類があります。いずれも開腹せず、尿道に内視鏡を通して行うため、体への負担は少ないとされます。切除術は尿道を圧迫している肥大部分を電気メスで削って尿道を広げる手術法で、適切に手術するには医師の経験が重…

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