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「若者の血の輸血」に効果なし、米FDAが警鐘

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 若者から採取した血液を輸血する治療法は、若返りだけでなく、最近では、アルツハイマー病や多発性硬化症などのさまざまな疾患の治療に有効と謳われている。しかし、こうした治療の臨床的な有効性は証明されておらず、潜在的な危険性があるとして、米食品医薬品局(FDA)は警告文を発表した。

 FDA長官のScott Gottlieb氏は、ニュースリリースの中で、「われわれは、若いドナーから提供された血液を輸血する治療法が有効だと宣伝する俳優に、惑わされている患者がいるのではないかと懸念している」と述べている。同氏は「このような治療法が有効だと宣伝する医療機関もあるが、治療の臨床的なベネフィットは証明されておらず、有害な可能性すらある」と強調している。

 FDAによると、米国では若者から提供された血漿を注入する治療法が広がりをみせており、その費用は1回…

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