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「つらい腰痛と神経痛」ダブルの漢方薬が効いた!

加藤士郎・野木病院副院長/筑波大学付属病院臨床教授
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 67歳のA男さんは造園業を営んでいます。身長172cm、体重68kg、登山や旅行が趣味です。奥さん(63)、会社勤めの長男(38)、結婚して家を出た長女(34)がいます。軽度の高血圧と糖尿病がありますが、食事療法、運動療法、内服治療でともに良好にコントロールされています。

 ただ、63歳の時に腰部脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)症を、65歳の時に軽度の両膝変形性膝関節症を指摘されました。仕事が忙しい日や、冬の寒い日には腰痛、膝関節痛、座骨神経痛が起こり、仕事と日常生活に支障をきたすことがありました。

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加藤士郎

野木病院副院長/筑波大学付属病院臨床教授

かとう・しろう 1982年獨協医科大学卒後、同大第1内科(現心臓・血管内科)入局。88年、同大第1内科大学院卒。第1内科講師、宇都宮東病院副院長などを経て、09年野木病院副院長、筑波大学非常勤講師。同年、筑波大学付属病院総合診療科に漢方外来開設。10年筑波大学付属病院臨床教授。筑波大学付属病院で漢方外来に従事するととともに、主に学生、研修医を対象に漢方の教育活動を行っている。編著に「臨床力をアップする漢方ー西洋医学と東洋医学のW専門医が指南!」(中山書店)。医学博士、日本内科学会認定医、日本呼吸器学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本老年医学会専門医・指導医など。