今日のセカンドオピニオン

「手がしびれ痛い…」手根管症候群の手術は必要か

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【Q】10年ほど前に右手が手根管(しゅこんかん)症候群と診断されました。放っておいても大丈夫でしょうか。手術すると、どれくらいの期間使えなくなりますか。(山口県平生町、69歳、女性)

【A】手根管症候群の原因は、主に使いすぎによる腱鞘炎(けんしょうえん)ですが、女性ホルモンの分泌とも関係しています。更年期以降で病気が長く、親指の付け根の筋肉がやせている場合は、多くの場合手術を勧めます。

 うでや手首を動かす正中神経と指を動かす9本の腱(けん)は手首の部分で骨と靱帯(じんたい)でできたトンネルの中を通っています。これを手根管と呼びます。手根管症候群は、腱がはれて神経が圧迫され、手がしびれる症状です。

 原因は主に使いすぎによる腱鞘炎(けんしょうえん)ですが、女性ホルモンの分泌とも関係しており、患者はほとんど女性です。年代別では20代と60代以降の患者が多いです。20代では出産の影響で女性ホルモンが低下するうえ、育児で手を酷使して腱鞘炎を起こしやすいため発症しやすくなります。60代以降は閉経が影響しています。

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