今日のセカンドオピニオン

「手がしびれ痛い…」手根管症候群の手術は必要か

  • 文字
  • 印刷

 うでや手首を動かす正中神経と指を動かす9本の腱(けん)は手首の部分で骨と靱帯(じんたい)でできたトンネルの中を通っています。これを手根管と呼びます。手根管症候群は、腱がはれて神経が圧迫され、手がしびれる症状です。

 原因は主に使いすぎによる腱鞘炎(けんしょうえん)ですが、女性ホルモンの分泌とも関係しており、患者はほとんど女性です。年代別では20代と60代以降の患者が多いです。20代では出産の影響で女性ホルモンが低下するうえ、育児で手を酷使して腱鞘炎を起こしやすいため発症しやすくなります。60代以降は閉経が影響しています。

 20代の場合は、月1回のステロイド注射で一時的に症状を抑えていれば、1年ほどでホルモン分泌が回復するので改善します。授乳のためにステロイド注射を避けたい人は「ナイトスプリント」という手首を固定する装具を使います。これを睡眠中に着けるだけで改善することもあります。

この記事は有料記事です。

残り597文字(全文992文字)