医療・健康Tips

「胃腸も脳も治療できる」内視鏡のめざましい進化

  • 文字
  • 印刷
内視鏡の一種「腹腔鏡」による手術
内視鏡の一種「腹腔鏡」による手術

 内視鏡の進歩によって、従来の開腹手術のような大掛かりな手術が減っています。治療だけでなく検査にも用いられ、胃、大腸、気管支・肺、前立腺、子宮、関節など、全身のさまざまな部位に拡大。ロボット手術にも応用されています。また、カプセル型のものが検査に応用されています。

 直径5~9mm程度の細い管を挿入して、体内を見ることができる内視鏡は、いまや医療現場での診断・治療に欠かせないものとなっています。体内の状況を詳しく見ることで異常の早期発見が可能になったほか、病変の切除などを同時に行うことが可能で、より有効な治療につながっています。

 内視鏡の先端には、高性能レンズ、ライト、レンズのくもりや汚れを必要に応じて取るための水や空気を送るノズル、さまざまな鉗子が出入りする鉗子口などが備わっているものもあり、目的により適用されます。体内を見るだけではなく、患部を切り取る、はがす、削る、結ぶ、つまむ、止血する、吸引するなど多くの動作が可能です。

この記事は有料記事です。

残り971文字(全文1391文字)