今日のセカンドオピニオン

爪の根元の赤い腫れと痛みが続く…「爪囲炎」とは

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【Q】半年ほど前から右手中指と薬指の爪の根元に赤い腫れと痛みがあります。爪囲炎(そういえん)と診断され、抗菌薬を処方されましたが、改善しません。(東京都板橋区、女性、61歳)

【A】爪囲炎は症状が長引きやすい特徴があり、完治に数カ月かかることは珍しくありません。治すためには、薬を使うだけでなく、普段から爪の周りの皮膚を清潔に保つことが大切です。家事の時はゴム手袋をする、過剰な手洗いをしないなど、できる限り日常生活で注意を払ってください。

 通常、爪の付け根は甘皮で蓋(ふた)をされており、左右も皮膚にぴったりくっついています。ここにささくれができたり、手が荒れたりして黄色ブドウ球菌などの病原菌による感染が起きると、爪の周りが炎症で赤く腫れる爪囲炎を起こします。「ひょう疽(そ)」とも呼ばれます。

 爪囲炎は症状が長引きやすい特徴があり、完治に数カ月かかることは珍しくありません。患部が手であるため、安静にするのがなかなか難しいからです。例えばかばんの中に手を入れて物にぶつけたり、水にぬれたりするだけでも皮膚に負担がかかります。

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