医療・健康Tips

怒りや緊張で体が震えるのはなぜ?

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 「怒りで震える」「恐怖で歯の根が合わない」「緊張で膝がわなわなする」といった表現がありますが、実際に経験したことはあるでしょうか。なぜ、感情が高ぶったときや極度に緊張したときに、震えが起こるのでしょうか。

 震えは自分の意志とは関係なく生じるもので、医学的には「振戦(しんせん)」と呼ばれます。大きく、生理的なもの、病気によるもの、原因不明のものに分けられます。怒りや恐怖を感じたとき、緊張したときなどに起こる心因性の震えは生理現象の1つで、誰にでも起こり得るものです。

 では、震えはどのようにして起こるのでしょう。たとえば「恐怖で体が震える」という場合、意識的に体を小刻みに動かしているわけではなく、勝手に体が震え出し、止めたくても止まらない状態です。自分の意志とは無関係に起こる震えには、自律神経の働きが関係しています。

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