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病室内のトイレ近くにあるシンクは細菌の温床か

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 病室内のトイレの近くに設置されたシンク(流し台)には、危険な細菌が潜んでいる可能性があることが、米ウィスコンシン医科大学のBlake Buchan氏らの研究で明らかになった。研究の詳細は「American Journal of Infection Control」1月号に掲載された。

 Buchan氏らは今回、ウィスコンシン州にある病院で、集中治療室(ICU)内のトイレ付近あるいは病室の入り口付近に設置されたシンクの排水口から標本を採取。カルバペネマーゼを産生する肺炎桿菌(Klebsiella pneumoniae carbapenemase;KPC)と呼ばれる細菌の有無を調べる検査を実施した。なお、KPCは肺炎や血液感染、創傷感染、手術部位感染などの医療関連感染症の原因となる細菌の一種として知られている。

 調査の結果、トイレ近くのシンクでは87%にKPCが検出されたのに対し、病室の入り口付近のシンクでは…

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