
【Q】約2年前に乾癬(かんせん)になり、病院でもらった薬を塗っていますが治りません。爪や指、脚などに症状があります。どうしたら良くなりますか。(大阪府和泉市、男性、38歳)
【A】乾癬は、皮膚の赤く盛り上がったところに白色のかさぶたができ、フケのようにはがれ落ちる病気です。病気をコントロールし、普通の生活を取り戻せる可能性のある薬剤も出てきていますので、あきらめずに皮膚科医に相談してください。
こうした症状は頭皮や肘、膝など全身に表れ、関節の腫れや痛みを伴うこともあります。免疫系の異常によって炎症が起こり発症すると考えられています。治りにくく、虫歯や風邪などの感染症、喫煙や飲酒、ストレスで悪化しやすいです。最近は、肥満との関連も明らかになり、生活習慣の改善や悪化させる要因を取り除くことが大切です。
治療は塗り薬が基本で、ステロイドやビタミンD3外用薬が使われるほか、紫外線をあてる光線療法を組み合わせることもあります。症状が広範囲だと、内服薬もありますが、腎機能などへの影響もあり、長期間使うことはできません。
この記事は有料記事です。
残り480文字(全文940文字)
投稿にはログインが必要です。
注目コンテンツ