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サプリメントに死亡リスク低減効果なし?

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 長生きすることを期待してサプリメント(栄養補助食品)を摂取する人は多いが、効果はそれほど期待できないかもしれない―。こんな研究結果を、米タフツ大学准教授のFang Fang Zhang氏らが「Annals of Internal Medicine」4月8日オンライン版に発表した。

 この研究は、米国国民健康栄養調査(NHANES)から1999~2010年のデータと死亡記録(National Death Index)データを関連づけて分析したもの。過去30日間のサプリメントの使用状況と普段の食事内容に関するアンケートに回答した20歳以上の米国成人3万899人を対象に、食品およびサプリメントからの栄養素の摂取量と死亡率との関連を前向きに調べた。

 その結果、対象者の半数以上が1種類以上のサプリメントを摂取し、3分の1以上はマルチビタミンを摂取していた。サプリメントの摂取は、特に女性や白人、教育レベルが高い人、高収入の人で多く見られ、健康的な食生活を送り、活動的な人が多い傾向が見られた。また、サプリメントの中ではビタミンCの摂取頻度が最も高く、ビタミンE、カルシウム、ビタミンDが続いた。

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