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「朝起きられない」と悩む高校生を支えた漢方薬

加藤士郎・野木病院副院長/筑波大学付属病院臨床教授
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 思春期に自律神経の不調によって生じる起立性調節障害。軽症例を含めると、小学生の約5%、中学生の約10%がこの病気にかかっているといわれています。一般的に朝なかなか起きられない、立ちくらみがするといった訴えから「怠けている」と誤解され、つらい思いをする人もいます。他にも、動悸(どうき)、頭痛、腹痛などを起こします。今回は小学生の時にこの病気を発症し、時々学校を休まざるを得なかった男性が、高校生の時に出合った漢方薬で改善したケースを紹介します。

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加藤士郎

野木病院副院長/筑波大学付属病院臨床教授

かとう・しろう 1982年獨協医科大学卒後、同大第1内科(現心臓・血管内科)入局。88年、同大第1内科大学院卒。第1内科講師、宇都宮東病院副院長などを経て、09年野木病院副院長、筑波大学非常勤講師。同年、筑波大学付属病院総合診療科に漢方外来開設。10年筑波大学付属病院臨床教授。筑波大学付属病院で漢方外来に従事するととともに、主に学生、研修医を対象に漢方の教育活動を行っている。編著に「臨床力をアップする漢方ー西洋医学と東洋医学のW専門医が指南!」(中山書店)。医学博士、日本内科学会認定医、日本呼吸器学会専門医・指導医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本老年医学会専門医・指導医など。