医療・健康Tips

息苦しさや胸の痛みが起こる「胸膜炎」とは

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 胸膜炎(きょうまくえん)は、「息苦しさ」や「胸痛」が主な症状です。肺の表面をおおう「胸膜」に炎症が起き、胸腔に水がたまった状態です。多くは肺炎や結核、がんなど何らかの病気が原因で発症します。

 肋骨に囲まれている肺は、「胸膜」という薄い膜におおわれています。胸膜は2重になっていて、肺の表面に密着しているものを「肺胸膜(臓側胸膜=ぞうそくきょうまく)」、その外側で肺が納まっている「胸郭」の壁をおおっているものを「壁側胸膜(へきそくきょうまく)」と呼びます。

 この2枚の膜の間には「胸膜腔」という隙間があり、この胸膜腔には健康な人でも10~20mL程度の水(…

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