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職場のウェルネスプログラムの効果は?

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 近年、従業員の健康増進や疾患予防を目的とした職場のウェルネスプログラムが人気を集めている。米ハーバード大学医学大学院のZirui Song氏らは、ある米大手企業の従業員を対象に、プログラムの有効性を検討するためランダム化比較試験を実施。その結果、プログラムの導入後に、一部の従業員では生活習慣の改善がみられたものの、短期的には、全般的な健康状態の改善や会社の収益に大きなベネフィットをもたらさなかったことが報告された。研究の詳細は「Journal of the American Medical Association(JAMA)」4月16日オンライン版に掲載された。

 企業が従業員の健康を管理するという概念が広がる米国では、2018年には、大企業の82%、中小企業の半数以上がウェルネスプログラムを従業員に提供しており、その市場は80億ドル(約8900億円)に達するとされている。しかし、ウェルネスプログラムによる従業員の健康や企業の業績への影響については明らかになっていない。

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