
日本では10連休が終わり、こちらは4月後半の復活祭の休みが終わって学校や会社が再開した。5月に入ったのにコートが手放せない肌寒い日が続いている。今回は、休暇中に味わったチョコレートとチーズのおいしさを思い出しながら、フランスの全国栄養プログラムを紹介する。
適量のチョコレートは体によい?
チョコレート嫌いのフランス人を見たことがない。特に復活祭前後はクリスマスに次ぐ大量消費期。エッグハントのイベントが各地で開かれ、卵形のチョコレートをむしゃむしゃ食べる。子どもたちにはうれしい習慣だ。
小さいころは「チョコレートを食べすぎると鼻血が出る」と言われ、甘いものや刺激物は食べないように育てられた私だが、子どもが通っていた幼稚園では、バゲット(フランスパン)に板チョコが豪快に挟まれたおやつが頻繁に出ていて、最初はその量に驚いたものだ。
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