
「月経のたびに痛みがひどい」「排便や性交の時にも痛む」「痛み止めもあまり効かない」――。こんな症状のあなたは、もしかしたら「子宮内膜症」かもしれない。この病気の患者数は多く、日本では月経のある女性の約10人に1人、約260万人がかかっているとの推計もある。ただし、日本産科婦人科学会の推定では、産婦人科を受診し治療を受けている患者はその約1割だ。子宮内膜症とはどのような病気なのか。放置するとどんな心配があるのか。東京大学産婦人科講座准教授の甲賀かをりさんに解説してもらった。
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