今日のセカンドオピニオン

日常生活に支障があるほどの汗「手掌多汗症」とは

  • 文字
  • 印刷

【Q】14年前に手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)の手術を受け、約2年後に大量の汗をかくようになりました。医師には代償性発汗と言われましたが、良い対策はないでしょうか。(山口県、女性、66歳)

【A】手掌多汗症は、日常生活に支障があるほどの大量の手汗をかく疾患です。手術によって手や顔、頭の汗は止まりますが、その分の汗が背中や胸などほかの部分から出る副作用が避けられません。ただ手術後直ちに表れるのが一般的な症状なので、専門医に相談してみましょう。

 手掌多汗症は、日常生活に支障があるほどの大量の手汗をかく疾患です。手や足以外を含めたすべての多汗症は人口の4%以上いるとされます。悩む場合の治療法はいくつかあり、手術もその一つです。

 発汗の指令は背骨の左右を上下に走る交感神経で伝えられているので、手術ではこの神経を内視鏡を使って切断します。指令が遮断され、手や顔、頭の汗は止まりますが、その分の汗が背中や胸などほかの部分から出る代償性発汗の副作用が避けられません。

この記事は有料記事です。

残り568文字(全文1002文字)