百寿者に学ぶ バランス健康術!

老化度が分かる「歯と口の年齢」と寿命の関係

米井嘉一・同志社大学教授
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虫歯予防デーに歯のアンチエイジングを考える

 アンチエイジング医学の目標は、日々の健康を増進し、生活の質(QOL)を向上させ、その結果として健康寿命を延ばすことにあります。口元や歯は老化の兆候が表れやすい部分ですが、口元の老化の仕方は人それぞれ異なります。歯の本数が減る人、歯茎が腫れて歯周病になる人、唾液が減り口内が渇く人、かむ力が低下する人、嚥下(えんげ=のみ込むこと)障害をきたして誤嚥(ごえん=食べ物や水分を気管に入れてしまうこと)が増える人――などさまざまです。歯科領域の老化を早く見つけ、早めに対処することは歯科領域のアンチエイジングです。私たちは抗加齢予防歯科の活動を応援しています。

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米井嘉一

同志社大学教授

よねい・よしかず 1958年東京生まれ。慶応義塾大学医学部卒業、同大学大学院医学研究科内科学専攻博士課程修了後、米カリフォルニア大学ロサンゼルス校留学。89年に帰国し、日本鋼管病院(川崎市)内科、人間ドック脳ドック室部長などを歴任。2005年、日本初の抗加齢医学の研究講座、同志社大学アンチエイジングリサーチセンター教授に就任。08年から同大学大学院生命医科学研究科教授を兼任。日本抗加齢医学会理事、日本人間ドック学会評議員。医師として患者さんに「歳ですから仕方がないですね」という言葉を口にしたくない、という思いから、老化のメカニズムとその診断・治療法の研究を始める。現在は抗加齢医学研究の第一人者として、研究活動に従事しながら、研究成果を世界に発信している。最近の研究テーマは老化の危険因子と糖化ストレス。