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子どもの中耳炎を診断できる「新開発のスマホアプリ」

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子どもの耳を検査する医師
子どもの耳を検査する医師

 子どもが中耳炎に罹患しているかどうかを、スマートフォン(スマホ)のアプリを用いて高い精度で判定できたとする研究結果を、米ワシントン大学コンピュータサイエンス・エンジニアリング学科のJustin Chan氏らが「Science Translational Medicine」5月15日号に発表した。

 中耳炎は、細菌やウイルスなどが耳管を通って鼓膜の奥に感染し、炎症が生じて膿がたまっている状態を指す。主な症状は痛みや難聴などだが、症状が全くない場合もあるため診断が難しいとされる。

 このアプリは、スマホに内蔵されているマイクとスピーカーに加え、小さな紙片を使用し、鼓膜の奥の中耳に「滲出(しんしゅつ)液」という液体がたまっているかどうかを調べる。スマホが、小型の紙製の筒を通して、耳に聞き取れる程度のかすかな音を発し、その反響音によって鼓膜の奥にたまった浸出液の有無を判定できるという。

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