今日のセカンドオピニオン

「薬が効かない」長年悩んだ不眠症の対策は

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 不眠以外に気分の落ち込みや意欲の低下、早朝覚醒といった症状があればうつを疑います。うつの人の8割以上が不眠を合併しており、密接な関連があります。

 抗うつ・抗不安作用があるパキシルを服用していたということは、うつや不安障害が基本にあるのでしょう。パキシルは脳の神経伝達をつかさどる物質、セロトニンを増やす薬で、眠りを妨げる働きもあります。デパスは睡眠を促す抗不安薬、レンドルミンとマイスリーは睡眠薬。最も新しい睡眠薬であるロゼレムとベルソムラは依存性や副作用が少ない一方、その他の薬と比べると催眠効果は弱いです。内科で睡眠薬を処方されているそうですが、かかりつけ医に専門医の紹介を頼み、適切な薬を処方してもらいましょう。

 身体疾患については、痛みを伴う疾患はもちろんのこと、高血圧と糖尿病を患う人の半数は不眠症というデータがあり、足に不快感が出る「むずむず脚症候群」が原因で眠れない人も増えています。

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