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米国医師の「燃え尽き」で年5400億円の医療費増

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 疲労でストレスがたまった医師たちが働き続けることで、不十分な医療ケアや患者の不満、医療過誤訴訟を招き、米国の医療費を増大させている―。そんな研究結果を、シンガポール国立大学のJoel Goh氏らが「Annals of Internal Medicine」5月27日オンライン版に報告した。この研究では、米国における医師のバーンアウト(燃え尽き症候群)に起因する医療費の増加分は年間約50億ドル(5400億円)と推定されたという。

 Goh氏は、研究の背景について、「医師のバーンアウトは離職や生産性の低下と関連することが知られているが、経済的コストについてはよく分かっていなかった」と説明する。また、コストが明確でないため、医師のバーンアウト対策プログラムの経済的な効果についても明らかになっていないという。

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